言い訳を前もって言って、保険をかけるのは得なのか?セルフハンディキャッピング
人は何かと言い訳をしたがります。
例えば学生時代の試験前などに
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
「風邪ひいた」
などと言う人っていませんでしたか?
また、試験前に限ってマンガを読みたくなったり、ゲームをしたくなったり感が強くなったりしたことはありませんか?
万年ナマケモノの私など毎日こんな状態ですが、あなたもこういった経験があるのではないでしょうか?
このように、「自分にとって不利なことを、わざわざ言ったり行動したりする」ことを、セルフ・ハンディキャッピングというそうです。
わざわざ不利な状況に追い込むことで、テストができない言い訳を作るわけですね。
そして後日結果が良かったら
「病気だったのに、遊んでいたのにいい点がとれた。スゴイ!」
また悪くても
「病気だったから…」
「遊んでしまったから、ゲームしたから…」
と言い訳が出来るというわけです。
こうして書いてみると、「セルフ・ハンディキャッピング」一見得しているように思えますね。
果たしてそうなのでしょうか?
マンガで分かる心療内科『私、バカだから』という人の正体。 セルフ・ハンディキャッピング」
によれば、
実際には「セルフ・ハンディキャッピング」をしてしまう人ほど、平均点は低くなるということです。
また、成功し難くなる傾向があるということです。
やはり、成功確率を上げたり、実力を向上させたい場合は言い訳せずに、行動してみることが大切なようですね。
実際そうやって、全力でぶつかっていくことがいろいろな意味で大事だと思います。
「あのとき~だったから出来なかった」
「本気を出せば俺だって」
なんてこという言葉を聞かせられたとき、あなたならどう思いますかね?
「だったら今すぐ本気でやればいいだろ!」
と(私は自分のことは棚に上げ)思ったりします。
このように、後悔や言い訳の人生を歩まない為にも、失敗を恐れず、言い訳をせず行動していきたいものです。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまく行かない方法を発見しただけだ」
トーマス・エジソン