自己啓発本は役に立たない!?成功本で成功者の言葉で成功できるのか?
ヒーローだって最初から人格者だったわけじゃない
偉人の方々達は、
「まず感謝しなさい、そうすれば道は開けます」
なんてことを口を揃えておっしゃいます。
世に出た方々の本などを読ませて頂くと
「世の中に感謝されるようなことをしていれば」だとか
「世の中に感謝し続ければ」
すると
「結果は後からついてくる」
「お金は後からついてくる」
なんてことが書かかれてあったりするのですが、そんなことは現実には、私のような凡人にはなかなか難しい。
人にもよるのでしょうが、よほどのモチベーションがないと、なかなか続けるのは難しいところがあるかと思います。
言ってしまいますと、私が思うにはですけれども、努力もせずに下地も何もない人が成功を願ったり望みを叶えるのに「成功者の言葉そのもの」はあまりあてにならないと考えています。
そもそも「成功」の定義そのものが人によっても違うこともあるでしょう。
じゃあこの言葉とは何かと考えてみると
成功法則の言葉とは、成功者が自分に言い聞かせるものである気がするのです。
何故こういう表現になるのか考えてみたのですけれど、
おそらくは
まともな成功者が一番恐れるのは、傲慢になってしまうこと。だから、自らを戒める必要があると思うのです。
だから「謙虚でなければならない」「世に感謝しなさい」等と書いてあったりする。
これはその為の言葉だと思うのです。
成功者がこれから成功を目指す人々にむかって語る内容は、成功者がさらに成功するためには役立つけど、これから成功を目指す人にはまったく役に立たないことが多いのはこの為ではないかと考えています。
彼等とて、最初から今の位置にいたわけではないのです。
偉人と言えども、起業した無名時代に、今のような高次元の倫理観を持ちあわせていたかと言えば、そうでなかった人も多いのではないかと思うのです。
それなりの時間をかけて経営を軌道に乗せ、地道でまた泥臭いことを積み重ねた時代もあったはずです。
あなたが偉人のように成功したいと思うなら、かつて彼等の歩んできた道を巡るべきであって、出来上がった完成された形をそのまま模倣するべきではないのです。
成功者は、過去の泥臭い経験の中から、自らの言葉として模索した、最も効率の良い行動規範・ルールのようなものを探し当てたのです。
そのプロセスなしで、ただ彼等の言葉を書いて机に貼っても、まったく意味がないと思うのです。
その「プロセス」を歩むことなしに、望みなど叶えられないのです。
偉人や成功者と言われる人の話を聞く時や本を読む時に、そこを考考慮に入れると、結果につながっていくのかもしれませんね。
焦らなくていい。ゆっくりでいい。
どんな天才も、最初から頂点にはいたわけではないのだから。
自分のペースで、そのプロセスを一歩一歩確実に登っていきましょう。