エネルギーヴァンパイヤ 他人からエネルギーを奪う癖
上記のリンクには
「他人からエネルギーを奪う癖」について書かれています。
今回はここからの引用なのですが、
引用はじめ*******************
人は育ってきた家庭環境によって、他人からエネルギーを奪う癖を持っている。攻撃的にむりやり人の注意を自分に向けさせるか、受身的に人の同情や好奇心に働きかけて注意を引くかする方法があり、
それは大きくわけて脅迫者、尋問者、被害者、傍観者 のドラマに分けられます。
・「尋問者」は他人からエネルギーを得るために、批判的になる。
誤りを見つけ出すという特定の目的をもって、尋問しては他人の世界に介入する。
誤りを見つけ批判する。その戦略が成功すると、批判された人はドラマに引きこまれる。尋問者のまわりいると、自分のことが急に気になり、言動に注意を払い、間違った事をして尋問者に見付からないように気をつける。
批判されないように行動しがちになり、自分のエネルギーが吸い取られ「自分」が失われるが、それは相手がどう思うかによって、自分自身を判断しているから。
・「被害者(犠牲者)」は、同情をひくことによって譲歩と注目を勝ち取ろうとする。
自分に起きたひどい出来事を話し、いかにも相手に責任があるように匂わせ、もし助けてくれなければひどい出来事はずっと続くと訴える、受身的なレベルで他人をコントロールする人。「被害者」と一緒にいると、何の理由もないのに罪悪感を感じ、自信を失い、この人の為に十分尽くしていないのだと思う程に追い込まれてしまう。
・「傍観者」はよそよそしく、無関心で、あいまいな返事しかしない。何か理由があって自分のことを人に知られたくない場合と違い、相手がこの人は話をしたくないのだ、と結論を出して他に注意を移してしまうと、戻って来ては自分との会話に引き戻すために何か言い出す。
自分の方にエネルギーを取り込むために、心の中でドラマを作り、自分の内にひきこもり、神秘的で謎めいてみせる。
誰かがこのドラマにひっぱりこまれて、何が起こっているかを探り出してくれないかと待ち望むが、はっきりしないので、相手は本当の気持ちをわかろうと大変な苦労をし、傍観者にかかりきりになる。長い間相手を引きつけ、困らせておけばおくほど、傍観者はエネルギーを沢山受け取る。
・「脅迫者」は相手を言葉や暴力で脅し、脅された人は、何か悪い事が起こるのではないかと恐れて、「脅迫者」に注意を払わざるを得なくなる。
その結果「脅迫者」にエネルギーを相手に与えてしまう。
場合によって使い分ける人もいるが、誰もがこの4つの型のどれか支配的なドラマを1つ持っていて、それは子供時代に家族に対してどれが1番効果的だったかによって決まる。
**************************引用終わり
社会生活をしている限り、他人の目を気にすることが全くないという人は稀だと思います。
その中で、人には「誰かの注目を惹きたい」「無視されたくない」などの感情も含まれると思います。
「放っておいて」と言いながらも、ずっと放っておかれるとそれはそれで外界が気になるのも人間なのかもしれません。
上記の4タイプを見ることによって、
自分がどういう人に支配されやすいか
また、自分はどういうことによって他人を支配する傾向があるのか
を知る一つの方法になるかもしれませんね。
それを知ることによって、自分を縛っているものの一つがわかり、解放されるものもあるかもしれません。