「人のせい」「自分のせい」責任の所在 どちらが得? 心理学的見地
「あいつのせいだ!」
「あんなことさえなければ…」
よく聞く言葉です。
かくいう私も暇さえれば、人のせいにしていることに気づきます。
何かで失敗したときに、仮に自分の責任を認めながらも人はとかくついつい他人や物のせいにしてしまいがちです。
そのことによって、本当にあなたが楽になれ、また前進できればいいとは思うのですが
でも実は「他人やもののせいにする」ことは実際には、得策ではないのです。
そもそも人のせいにするのは、心身ともに膨大なエネルギーを使いますし、
何よりも…
他者のせいにするということは、「人の行動に左右されてしまっている」ということに他ならないからです。
つまりは、自分の人生を他人に委ねることにもなってしまうわけです。
故に自分に起こったことを完全に他者に委ねることになります。
自分のことなのに、そのことを何一つコントロール出来ないということになってしまうのです。
確かに「自分の責任」と思うことは、とても辛いことです。
自分の人生を、自分自身でなく他人に委ねたいですか?
私はそうは思いません。
あなたの生き方、行動の選択、決定の権限はあなたのものであり、それは誰のものでもなく、他でもなくあなた自身のものなのです。