お金持ちや有名人などを妬んだり、羨ましいなどと思ってしまうと、そうなれなくなってしまう理由
著名、有名人、資産家、実業家などに対して、あなたはどんな気持ちを持っているだろうか?
羨ましいとか妬み、憎悪などの感情を抱く人もいるかもしれないし、尊敬などの感情を抱く人もいるだろう。
人一倍ナマケモノかつ欲張りな私などは、一攫千金を夢見てFXや株やコモディティなどに手を出しては、大損をしています。そして億トレーダーなどをいつも羨ましがったり、嫉妬しています。
人によっては、有名芸能人や、有名スポーツ選手や、有名な芸術家や
高学歴者や医者や弁護士を羨ましがったり、嫉妬、妬みを抱く人もいるかもしれませんね。
私もいつも羨ましがっています。
やはり、自由時間が多いに越したことはないでしょうし、収入が高いに越したことはないと思う人は多いでしょう。
お金や自由時間が増えるということは、選択肢が広がるということですから。
お金や自由時間というのは、自分自身のために使うのもいいですが、別に人を助けるために使ってもいいのですから。
そこで、あなたがなるだけ自由でお金持ちになりたい場合に、注意点があるのですよ。
(お金にも自由時間にも興味がない人は、この先は読んでも益はないかもしれません。ご閲覧頂きありがとうございました。)
それは「お金のメンタルブロック」と呼ばれるものです。
先程の話に戻りますが、あなたは、「お金持ち」や「有名人」に対してどんな気持ちを抱いてるでしょうか?
「妬み」でしょうか?
「尊敬」でしょうか?
それとも無関心でしょうか?
この中で「妬み」や「羨ましい」等のネガティブな感情を持っていると、それが強ければと強いほど、富裕層には程遠くなるでしょう。
そうしてしまうと、あなたが収入が高くなれば高くなるほど、辛くなっていくからです。
何故かと言うと、お金持ちに対して「妬み」や「羨ましい」「あやかりたい」と思っている人は、年収が増えるにつれて、周りの人から自分が「妬まれてる」「羨ましがられてる」「お金目的で寄ってきた」と思い込むからです。
実際に思われているかどうかとかは関係なく、そう思われると思いこんでしまうのです。
もしお金持ちだったり、有名になりたいという人は
これがある限り、なかなかそうなれないかもしれません。
お金持ちや有名人を批判したり、または、「お金や名声なんか興味ない」など言ったりしてマイナスイメージで見ているわけですから。
自分がお金を持ったら、そう思われると思ってしまうのです。
他では、
優秀なあなたから見たら教え方や研修がいまいちの先生や上司がいたとしますよね?
そこであなたが、「あいつバカじゃん」と思ったとします。
また、ブログや本でもいいです。「こんなの誰にでも書けるじゃん、レベル低い」などと思ったとします。
そんなあなたが、いつしか仕事等で、誰かに研修だったり、仕事を教える立場になったときのことを考えて下さい。
そうすると、「変な教え方して、バカにされたらどうしよう」
とか、またブログを書いたり、また文章を書く時に、「低レベルだと思われないかなあ?」「ありきたりに思われないかなあ?」などと思い込み、文章はかけなくなるのです。
他人に対して評価を厳しくしてしまうと、自分に対しても厳しくしてしまい、
その結果、自分のことを笑われたりしないかとか、そんなことを恐れるようになってしまいます。
人が、スキルを上達するために大事なことは「トライ&エラー」失敗しては挑戦しての繰り返しこそが一番の上達手段なのですが、それが出来にくくなってしまうのです。
おそらくこのような状態が、メンタルブロックというのかもしれません。
小説などを読んだ人が
「俺だってあのくらいの小説は書ける」
「俺だってあのくらいのもの考えてた」
なんて言ったとします。
でも、おそらくそれは出来ないと思います。
なかなかのものが出来たとしても、自分で「あのくらい」と思っているということですからね。出版社に持っていけるはずがありません。
「採用されなかったらどうしうしよう」「バカにされたらどうしよう」などと考えるでしょうからね。
そして「バカにされるくらいなら、始めから何もしないほうがいい」と何も書かないで終わってしまう可能性が高い。
このように、他人に対して評価が厳しい人は、自分に対して過剰に厳しくなってしまうのです。
おそらく推測ですが「良いところを見つける能力」よりも「欠点を見つける能力」が発達してしまうのかもしれません。
これがよく言われている「心のブレーキ」と呼ぶものなのかもしれません。
100点満点を提出することばかり考えていては、人の一生など終わってしまいます。
あなたの採点が10点でも30点でも50点でもいい。
とにかく提出してみましょう。バカにされたり批判を受けたり、相手にされなかったりするかもしれませんが、とにかく提出してみましょう。
世に出た人は、必ずこの道をくぐり抜けているはずです。
お金持ちや有名人や他人の言葉や本やブログや作品に対して、悪いところでなくいいところを見てあげましょう。
他人の行動に対しても寛容になりましょう。
裁定や採点は評論家などに任せておけばいい。
いいじゃないですか。「よく出来たね」と褒めといても、「くだらねええ」と思っても一部でもいいと思うところがあれば、いいねしてあげたって損にはなりません。
他人を長所を見つけたり、褒められない人は、自分の長所を見つけづらくなるし、自分を褒めたり認めたりできにくくなるのです。
他人に寛容になるということは、同時に自分を認め、自分の素晴らしさに気付く早道でもあるのです。
他人の長所を見つける名人は、同時に自分の長所を見つける名人なのです。