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子供は何故反抗や非行に向かうのか?「プラスのストローク」と「マイナスのストローク」

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だいたいの答えは、結局これで落ち着きそうなんだが

 

 

子供には幸福になってほしいと思うのは、この世界のほとんどの親の願いでありましょう。

 

反抗期や非行はどのようにして起こるのでしょう?

子供がグレたり反抗期が酷かったりするのは様々な原因があるでしょうし、何かに気をつけていれば防げるというわけではありませんが、一つの考え方を書いてみようと思います。

 

参考 

子どもゴコロの心理学

 

人というのは、基本的に社会的動物の傾向が強いものです。

ですから、「自分の存在」や「自分の価値」を認めてもらいたいという欲求があります。

何故かと考えてみますと、

人は大昔から集団の中で生活していました。
集団の中で生きていくためには、また有利な立場を得るためには、自分の存在や価値を認めてもらう必要が出てきます。そうした過程でそのようになっていったのだと考えています。

 

★「プラスのストローク」と「マイナスのストローク」

心理学では人から人への行為のことを「ストローク」というそうです。

そして

「褒める」や「微笑みかけられる」などのぷじティブな言動のことを「プラスのストローク」

逆に「叱る」や「たたく」などのネガティブな言動のことを「マイナスのストローク」

と呼ばれます。

 

人間が生活していく上で、普通欲するのは もちろんプラスのストロークのほうでしょう。

でも、親の愛情不足など何らかの事情でプラスのストロークが不足していた場合
マイナスでもいいから欲しいと思うようになります。

普通に考えてみれば、マイナスのストロークなら無いほうがいいと考えるところなのですが、

先ほど書きましたように人には「存在価値を認められたい」という欲求が強い動物ですから、「存在」や「価値」を認められないことほど辛いことはありません。

 

よく「好き」の反対は「嫌い」でなく、「無関心」と言われたりしますが、そのとおりで、
自分に関心を持ってもらえず無視されたり、孤独感を味わうのは、何よりも辛く思うものなのです。

そうなると、たとえマイナスな反応、例えば「叱られる」でもかまわないから自分の方を見て欲しい。かまって欲しいと思うようになるのです。

 

よく思春期の男の子が好きな女の子に意地悪などしてちょっかいをだすのはこのような心理なのだと思います。

 

本当は相手に好かれたいのですが、その方法がわからなかったり、かまってもらえなかったりすると、相手に自分の存在をアピールするために嫌がることをして、マイナスのストロークでもいいから求めてしまうのです。

 

ここまで読んで頂くと、子供がグレたり非行に走ったりする理由がわかるのではないでしょうか。

 

子供は、存在を認めてもらいたい。自分の価値を認めてもらいたい。
出来ればプラスのストロークで褒められたいし、話しかけられたい微笑みかけられたいのですが、それが不足していると、なんとかしてこっちを向かせたいという思いから、乱暴な態度をとってしまったり、物を投げたり、拗ねたり、更に進むと非行に走ったりしてしまうのです。

 

人間にとって「無視」や「無関心」ほど辛いことはないのです。子供だったらなおさらです。

 

子供はグズったり拗ねたりしているときって、本能的に親の愛情を確認しています。

そういうときに、ゲームをやらせたり音楽を聞かせたりして大人しくさせる光景ってよく見ますけれど、出来るだけ子供に愛情を持ってかまってあげるようにしてあげましょう。

 

子供のなんらかの問題の原因によく「親の愛情不足」というキーワードが出てきますが、やはりこの非行問題もその一つであると言えるでしょう。

 

 

もちろんこれだけで説明がつくとは限りませんが、一つの参考にはなりそうだと思いまして書いてみました。 

 

 

あなたとあなたのお子様が幸せでありますように

お読み頂き、ありがとうございました。 今日もあなたが幸せでありますように!