努力する人ほど報われない理由
世の中は、何故か努力する人ほど苦労する。成功者の大半は努力せず、楽しんでいる。
確かに言われてみればその通りのようにも見える時がある。
でも、それだと
「努力しているのに、頑張っているのに、遊びほうけているヤツなんかに何で負けなきゃいけないんだ?」
なんて疑問も湧いてくる。
その答えの一つがここに書いてありましたので紹介します。
このブログによると
その理由は、私達の潜在意識の仕組みにあるという。
以下私なりに要約してみたものである。
潜在意識には、「快」と「不快」の感情しかなく、基本的に潜在意識は顕在意識とは比較にならないくらい単純であり
生まれたばかりの幼児と同じように、難しいことが理解出来ない。
潜在意識にとっては、物事に対し、「楽しい」か「楽しくない」しか、判断材料がない。
故に
「努力をすることは楽しくない」から失敗するということになる。
目標を立てること自体はいいのだが、それは義務にすりかわりがち。
義務を果たせなければ、それは苦痛に変わる。
例えば目標の半分まで来たとき
「ようやく半分か。こんなに進むなんて嬉しいな」ではなく
「まだ半分もあるよ。大変だなぁ」と考えがち
それは、計画を進めるのが義務化して、疲労やストレスを感じるから。
そのとき目的向かって進むことは「不快」な行為になるわけだ。
それを潜在意識はどう思うかというと、
「残りの半分を終わらせれば楽になるから、もっと努力しよう」
ではなく
「半分でこんなに苦しいのだから、全部やったらもっと苦しいに違いない」
と考える。
幸福になる為に努力しているのに、潜在意識はそれを理解しない。
不快な感情を抱いている為に、それは悪いことだと認識。
悪いことだから、協力してくれないし、むしろ邪魔をする
↓
故に、努力はとても報われにくい。
ということになるわけだ。
私達は、自分さえ頑張れば、努力さえすれば、どんな困難なことでも乗り越えられると考えがちだが、
それが潜在意識と歩調と合わない、お互い逆方向の場合には特に、潜在意識に進行を妨げられることになるというわけである。
例えば、
「金儲けの為に行う医療」「病人を助けたい気持ちから行う医療」も、行いとしては同じだが、
心の中では、天と地ほどの格差があり、行動は同じでも、感情が違えば、その意味は大きく変わるということなのだ。