笑い多き人生を送るブログ

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苦手な科目は誰に聞く?挫折や失敗は無駄?実は素晴らしきこと

 

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お前が言うのか!?

 

人はたいてい自分の最も得意な分野に進むものです。

例えば、数学が大の苦手の人が、わざわざ理科系に進む人はまずいないでしょう。

 

また、学生時代から英語が得意だった人は、たいてい文系に進み、英文科などに進む人も多いでしょう。

そして、教師になるとすればおそらくは英語の先生になる確率が高い。

 

従って、世の「先生」と言われる人達は、たいていは自分の最も得意だった分野を教えていると思われます。 

 


そして、教える立場になるわけですが、そこで注意しなければいけないのは、その先生にとっては最も得意で苦労の少なかった科目ですから、不得意な人の気持ちは理解出来にくいということです。

もしかしたら、生徒に対し「何でこんな簡単なこと理解できないの?」と思ってしまうこともありがちだと思われます。
もっとも、その英語の先生に物理や数学をやらせてみたら、チンプンカンプンだったりするのだけれども…

 

ですから、英語の先生に英語の勉強法を聞いたり、数学の先生に数学の勉強法を聞いてそれを実行したとしても、必ずしも成果が上がらない理由はこのこともあるのではないかと思います。

余談ですが、政治の世界でも、就職活動などでおそらく苦労などしたことのない2世議員が大臣をやり、労働問題や就職や年金や介護等の問題を取り扱うことが多々ありますが、そんなことが原因で問題が更に悪化するという側面もあるのかもしれません。


人は何となくエリート思考というか、挫折知らずの自信満々な先生がよく見えてしまいがちですが、それがあなたの得意分野であったなら、そのような先生で効果は上がるのかもしれません。

ただ、それがもしあなたの不得意分野だった場合には、そのような先生に当たった場合、自信を失ったり出来るものも出来なくなってしまう可能性があります。

もしも、あなたが不得意分野の勉強をやらねばならない羽目になりましたら、このようなことも考慮されるといいかもしれません。


王子様と乞食が身分を交換して王子が乞食の身分の体験をするという「王子と乞食」という物語では後々に素晴らしい王様になりましたが、それは乞食という身分で一般市民に交じり生活をすることによって、貧しい暮らしを体験して、国民の気持ちや実際の生活というのを身を持って体験し理解したことが、大いに役に立ったであろうことが想像出来ます。


挫折体験というのは、実は人生においてとても大切なものなのです。

 

「苦労は買ってでもしろ」と言われますが、

私はこの言葉の意味するところがわかりませんでした。わざわざ苦労なんてすることは必要ないとずっと考えていました。

しかしながら、こうして考えてみると、この言葉はあながち間違いではないのかもしれません。

 

あなただってもしかしたら、出来れば記憶から抹消したいくらいの挫折体験や苦しんだ体験があるかもしれません。

でもそのことがあるからこそ
その問題を抱えた人々の立場や気持ちを正しくわかるということでもあるのです。

 

「挫折」や「失敗」は忘れるべきものではないのです。
むしろ誇るべきものであり、あなたの貴重な財産なのです

 

これからは、過去の挫折も苦労も苦しみにも、誇りを持ちましょう。

 

挫折したからこそ、そういう経験があるからこそ説得力というものが出てくるのです。

 

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それを知っているあなただからこそ、部下や生徒や子供たちに、正しく伝えることが出来るのだから。

 

 

お読み頂き、ありがとうございました。 今日もあなたが幸せでありますように!