数学的戦略 お見合い、面接、ベストな人を選ぶには?
【問題】 あなたは今から、20人の異性と順番にお見合いします。
出来る限りベストな異性を選択したいところですが、こんなとき、あなたなら、どうしますか?
又は「会社の面接の採用で20人の入社希望者がいいて」などに例えてもいいかもしれません。
ただしルールがあります。
1 結婚を申し込んだとき、相手から断られることはないものとする。
2 結婚を申し込めるのは、一度だけ。
3 一度断った相手とは、二度と会えない。
さて答えは…こちら
まとめてみますと、
(1)はじめの5人はとにかく見送る。
(2)6~10人目は、それまでで最高だったら声をかける。
(3)11~13人目は、それまでで最高か次点なら声をかける。
(4)14~15人目はそれまでの3位以内だったら、
(5)16人目はそれまでの4位以内なら、
(6)17人目はそれまでの5位以内なら、
(7)18人目はそれまでの7位以内なら、
(8)19人目はそれまでの10位以内なら、
(9)20人目は後がないのでその人に声をかける。
いかがでしたでしょうか。
あくまでも確率論の話ではあるのですが、この方法のスゴいところは、この方法を使えば、「平均して」3位以内の人と結婚できることだそうです。
まあ…「平均して」というところがポイントです。
最初のスルーした5人に、上位3人が入っちゃう可能性もあるんですが…
まあざっと見てみると、(4)のあたりから、少しずつ「妥協」が始まっているのが分かりますね。
簡単にまとめてみますと、
☆ 最初の4分の1(1~5人目)は、様子見でOK
☆ 4分の1~半分ちょっと(6~13人目)あたりまでは、1位が出たらその人で決定
☆ 4分の3(14人目以降)あたりを過ぎたら3位くらいでも決定すべき
この話から学んで、人生の教訓として生かすとしたら次のことが言えるのかなと思います。
☆目標が出来たら、すぐに「期限」を決めること。
☆その期限のうち、「半分」を過ぎた時点で『ベスト』と思ったら、迷わずそれに決めてしまうこと。
もし、それ以上、決めずにダラダラするのは時間の無駄である。
ということです。
もし、あなたに夢や目標があったとして、まだやっていないとしたら、
目標期間の半分を過ぎていたとしたら…
今すぐ始めましょう。