倒れる子が弱いのではない。倒れた後に起き上がってくるかどうかが問題なのだ
「失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」
と言いました。
ですが、凡人には一万回どころか、十回の失敗ですら、心に応えるものがあるかもしれません。
私なんて、いつも「失敗したら、失敗したら」と怖気づいて、行動出来ないでいます。
そのくせ、誰かが自分と同じ考えで上手くいってしまうと、「俺もあのとき、〇〇していれば…」などと羨ましがったりするのです。
私ほどにないにせよ、なぜ人は失敗をこれほどまでに恐れるのでしょう?
それは、もしかしたらあなたのせいではなく、あなたを育てた親の責任かもしれません。
何故かというと…
愛する能力のない親は手がかかることを嫌います。
子供を愛せない親、愛する能力が欠けている親というのは、手がかかる子供というのを嫌います。
子供を愛せないわけですから、自分を愛したり、他人を思いやる感情にも欠けているということ
そういう人は、他人からもそう思われていると思っていますから、当然他者を気にして生きることになり、世間体を重視する生き方になりがちです。
ですから、子供が自分の言うことを聞かなかったり、転んだり、泣いたり、先生に怒られたりすると面倒くさいとに考えます。
「転んではダメ!」
「泣いちゃダメ!泣く子は弱い子」
「迷惑かけちゃダメ!」
「親の言うこと聞きなさい!」
「先生の言うこと聞きなさい!」
そういう子は弱い子だいうレッテルを貼るわけです。
そこであなたは「失敗したら弱い」と思い込まされたというわけです。
倒れる人が弱い人ではありません。
倒れて、ダメだとあきらめてそのまま起き上がって来ない人が弱い人なんです。
倒れない人が強い人ではないんです。
というより、倒れないひとなんていませんから。
重要なのは倒れた後のことなんです。
倒れても倒れても、何度でも起き上がってくる人が強い人なんです。
それを忘れないでくださいね!