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「日銀破産」と「日本円暴落」へのカウントダウン

今のペースで政府が国債を増やし続けている
と、2018年にも、日銀が全体の50%の国債を保有することになります。
おそらくはそのくらいから問題は表面化するのではないかと個人的には考えています。

下手すると東京オリンピックも開催不能になるのではとも考えたりします。

そこまでいかないにせよ、少なからず影響が出るのは避けられないと思います。


仮に今テーパリング(緩和縮小)、株式のETF購入を中止という一か八かの荒療治もありますが、
そんなことをしたら、国債金利上昇し、価格は暴落し、更には円高は必至の上に株価暴落も確実なので、その政権はすぐに退陣に追い込まれるでしょう。

日本を救う為に退陣覚悟で一か八かの賭けをするような政治家がこの国にいるとは思えません。


そもそも過去の事例から推測ですが、この国のお偉方問題を先延ばしにする傾向が見受けられます。
ですから、ぎりぎりまで持たせてしまう可能性もあり得ますが…
当然その頃には当然修復不能に陥ってることでしょう。


いずれにしても、このままズルズルといけば、2020年代を乗り切るのは不可能です。

それまでに、流動性低下に伴う国債金利上昇、価格暴落が発生することになるでしょう。

まあ、そもそも
 政府は、毎年40兆円の新規国債を日銀に売り、更には金融機関は毎年40兆円の国債を日銀に売る。そして、日銀がその毎年80兆円の国債を政府・金融機関から買う。
これだけ見れば、長期的には絶対不可能だってことは、誰が見ても明らかですよね。

更に、現在日銀の株式のETF(指数連動型上場投資信託)購入額は今や毎年6兆円です。

中央銀行が毎年日本株投信を買い続けているその姿は、世界からどのように映るでしょうか?

ジャンク債一歩手前まで格下げされている日本国債と日経平均ETFを買い続ける日銀は今や世界最大の投機家とも言える存在であり、その投機家(日銀)が発行しているのが我々が使っている「円紙幣」です。

 

もちろん、生活活動のために最低限は必要なのはわかりますが、
そんな円を恒久的に安全だと考えるのは、
潰れかけの店の商品券を大事にかかえてるようなもので
個人的には大変危険な行為だと思っています。

 

今はマネーゲームとして円は買われていますが、そのマネーゲームが終わった後には「日銀破産」と「日本円暴落」が待っています。

 


このような介入を続けた実経済とかけ離れた乖離した相場は、海外勢ヘッジファンドの格好の標的になりがちです。

かつての英国の1992年ポンド危機
最近では2015年のスイスフランショックを思い出して下さい。
つくられた、操作された相場というのは、いつか必ず崩壊し是正されるのものなのです。

 

お読み頂き、ありがとうございました。 今日もあなたが幸せでありますように!