世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカ氏のスピーチ
大統領時代から、給料の87%を国の事業に使い、
自分は残りの13%、国民の平均収入と同じ額で生活していたという
世界でもっとも貧しい大統領と言われた ホセ・ムヒカ氏のスピーチです。
・人間は自分たちが良かれと思って作ったシステムにからめとられてしまうことがままある
・そのシステムに疑問を抱いてもなかなかそのシステムを離れたり、改変したりするのは困難を伴うことである
・そしてそのシステムに疑問を持つことすらわすれてしまいがちなこと
を、ムヒカ大統領のスピーチは強く訴えています。
村上春樹さんの小説『1Q84』でも
怪物化したシステムといったん距離をおき、新しい別のシステムを立ち上げることの重要性を訴えていたように思いますが、
これほどシンプルで子どもたちにも分かる演説の形で提示してみようと考えたムヒカ大統領に敬意を表したいと思います。
私たちが作ったシステムなんですから、きっと私たちで変えられるはず。