イジメにおける傾向と対策
何かと世間を騒がしている「イジメ」
当然「イジメ」をするのはいけないことなのですが、誰でも彼でもイジメに合うかというとそうではないようです。
確かに、何も落ち度はなく理由もなく、不幸にもイジメに遭うことだって少なくないのかもしれませんが、「マンガで分かる心療内科」で有名なゆうきゆう先生が、イジメについて書かれたものがあり、とても実践的だなあと思いまして、引用させて頂きました。
上記リンクからの引用です。
・「泣く」「キズついたと言う」という行動を取ると、相手の攻撃は一瞬ひるむが、長期的にはさらに攻撃が強くなる可能性もある
悪かったなとは思いつつも、より攻撃したくなったり、またそうでなくても、距離を取りたくなってしまう可能性もある。
最近のイジメ問題もある意味、近いかもしれません。
誰かがイジメられる。 このときに被害を受けた人が、たとえば泣いたり、明らかにキズついた、ショックを受けた…という行動を取る。
するとイジメた側は、この心理から、さらに攻撃心をアップさせてしまい、どこまでもヒートアップしてしまう… という可能性もある。
もちろんイジメは、いけないこと。
しかし心の奥底に、誰もがこの心理を持っている可能性がある、ということを知っておくといいかもしれない。
イジメにあった場合、「泣く」「キズついたそぶりを見せる」というのは、あまりいい対応ではない。
「気にしない」「キズついてない」という対応がベスト。
「それができたら苦労しない」ということであれば、「泣き寝入り」はせずに、大人など、周囲の人たちに言うのも方法の一つ。警察も一つの手である。
とにかく周囲を巻き込んで、大きな問題にしてしまうのも一つの戦い方。
人は「多くの人の目」があると、つい理性的に振る舞わなければいけないと思うもので、イジメをしている側は、行動しづらくなる。