笑い多き人生を送るブログ

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友人からの相談 悩みの解決、アドバイスはどうする?

 

 

この悩み多き社会では、友人からの悩みの相談などを受けたりする機会も多いかもしれません。

 

出来ることなら、友人の悩みは解決してあげたい、またそこまでいかないにしても少しでも悩みを軽減してあげたいというのが人情というものでしょう。

 

人の気持ちなど全く理解できずに育った私などは、そういうときは

「~するといいよ」

「~は気にしても仕方がないよ」

などと的はずれなアドバイスをしてたように思います。

 

ですが、実は的外れでなく、おそらく適切であろうアドバイスがあったにせよ、それを話すことは必ずしも、悩みの軽減につながらないことも多いのです。

 

何故かと言うと

アドバイスというのは、聞いている人より、話している人のほうが快感だからです。

人はもともと教わるよりも、教え好きなのです。

例えばネットで、Yahoo知恵袋のような相談コーナーで相談すると答えがたくさん付きますよね。

...

このように心理学的には、「人にアドバイスする」のは、本人にとってこの上ない快感とされています。

ちなみに、人は
「人に教える、アドバイスする、自分の話を聞いてもらう」→「人に自分の価値観を語る、押し付ける」
→「人に説教する」

という順に快感が強くなります。これはネットでも実生活でも経験的にわかるのではないでしょうか。

ですから、人から相談されたときには、大事なのは相手の話しを「聞く」ことです。

悩みの相談を受けた時は、「アドバイス」をしてはいけません。

答えを求めているわけでないことが多いのです。

いつもいつもは、そんなこと聞いてられないかもしれませんが、もし友人がかなり凹んでいる時に悩みを軽減させてあげようと考えるなら

「アドバイス」をするのではなく、まずはじっくりと聞いてあげることと覚えておきましょう。

その上で相手に「これについてあなたはどう思う?」と聞かれたら、またあなたが「私の考えを言ってもいい?」などと聞きOKが出た時に
その時にアドバイスをすればいいのです。

ちなみにアドバイスの内容は、

・社会的な観点

・一般論

・自分の価値観や物差し

などをもとに言わないようにしましょう。

「主観的な考え」よりも「客観的な事実」で話すようにしましょう。

 

余談ですが、

今までに異性に
「あなたのこと、まだよくわからないし」

とお茶を濁された経験はありませんか?


そして、その言葉をそのままとって自分の事をべらべらと喋ってしまった経験はありませんか?

実はそれはあまり適切でないことが多いです。

「あなたのことがよくわからない」というのは

「私の話しを聞いてもらってない」

ということとほぼ同じだったのです。

 

悩み相談に限らず、「話を聞く」ということは会話では大切なことです。

ですが、人は知らず知らずに話しっぱなしなんてことになってしまいがちです。

話し過ぎになっていないか?

時々そこに注意してみましょう。

 

お読み頂き、ありがとうございました。 今日もあなたが幸せでありますように!