「善悪」「良い、悪い」「常識、非常識」なんて基準は、時代によって変わってしまう。 価値基準は自分で自由に設定しよう
仲良くいこう(^^)
私達は普段から何気なく「これは良い」「これは悪い」と評価したりすることがあります。
・禁煙は良い。喫煙は悪い。
・平和は良い。戦争は悪い。
・野菜は良い。ジャンクフードは悪い。
・スリムは良い。デブは駄目。
・北欧の教育は良い。日本の教育は悪い
人によって様々でしょうが、誰しも少なからず心に中に「良い」「悪い」があるのではないでしょうか?
例えば最近は喫煙は悪い、CMまで使い、喫煙者はとかく煙たがられます。
私は、煙草は吸わないし、副流煙も好きではありませんが、
昔の映画などを見ればわかる方もいるかもしれませんが、昔は煙草がカッコよさの象徴くらいのイメージだったころもあったのです。
また、私がまだ若かりし頃、昭和の始まりの頃に「戦争反対」などと言ったら周りから非難の嵐だったのです。それでも止めないと捕まって牢に入れられる時もありました。
このように「良い」「悪い」というのは、時代をはじめ状況によって変わってしまうものなのです。
最近インターネットでも、よく「~キロ痩せた」とか出いう広告が出てきます。
太っているモデルさんが、悲しそうな顔をして、痩せているモデルさんが万歳で喜んでいます。
例えばですが、
あなたが太っていることに対して、劣等感をもっていたとします。
太っている自分に対して劣等感をもっているあなたは、「はぁ~。私って太っていてカッコ悪いんだろ」と、悩んでいます。
しかし、あなたが仮に1000年前にタイムスリップしますと、あなたは<<太っている自分>>に対して、圧倒的な優越感を感じ始めるのかもしれません。
それは1000年前の世界では、価値観で言いますと<<太っていること>>は優れていることだからです。
つい数十年前まで、食料不足くの多くの国々では、価値観で言いますと太っていることは優劣的に、{劣}ではなく、むしろ{優}だったのです。
今もそういう国もあると聞きますし
日本でも、過去の歴史において「太っている女性の方が美しい」とされていた時代があるようです。
そのような時代では、現在「細いよねぇ」と言われているような細身の女性達は、「はぁ~。私って痩せていてカッコ悪い」と、劣等感を感じ悩んでいたわけです
当時は、痩せていることは劣っていることだったからです。
つまり…
あなたが<<太っている自分>>に対して劣等感を感じている理由は、
あなたが太っているからではなく、
あなたの価値観では、<<太っていること>>は優劣的に、{劣}と考えているからなのです。
仮にですよ
もし、あなたの価値観が変わり、自分の中での価値観的に<<太っていること>>が優劣的に{優}になれば、あなたは太った自分のまま、劣等感をもたなくなるのです。
ダイエットして痩せなくても、価値観が変わりさえすれば、あなたは太った自分のまま、劣等感をもたなくなるのです。
そう価値観をいきなり変えるのは、なかなか難しいことではありますが。
私達が普段から何気なく、「これは良い側面である。」「これは悪い側面だ。」と、物事の側面に対して、<<良い・悪い>>をつけているのは、私達人間の小さな視点・価値判断で物事を見ているからかもしれません。
物事には両側面は存在するけれども、ただ、ただ、両側面が存在しているだけであり、その側面には、<<良い>>も<<悪い>>も、本当は存在しないのかもしれません。
私達が、勝手に、小さな価値判断で、「これは良い側面だ。」「これは悪い側面だ」と、色付けをしているだけかもしれません。
おそらく小さな頃の家庭環境の影響から、思い込みが生まれたのかもしれない。そしてその思い込みによって作られていく人間の価値観そして判断基準。
それによって一喜一憂して、生きる。
思い悩んで、それが基で、精神的にも肉体的にも病いになってしまったりする人もいるという。
もしかしたら、何年か後には優劣が逆転しているかもしれない曖昧な価値観で判断して思い悩むなんて、つまらないと思いませんか?
今は21世紀です。もうそろそろ私達人類は、<<良い・悪い>>の、固定化された価値の判断基準から、自由になって良い頃ではないでしょうか。
いきなり価値基準を逆転させることは難しいかもしれませんが、ゆっくりとでいい。
誰のものでもない、あなたの価値基準をつくっていきませんか?
この世界はいつも、あなたがそれを答えてくれる日を楽しみに待っているのです。