高級ホテルのラウンジで少々高めのコーヒーを頼んでみよう
「日本にはコーヒーショップが多い」
というイギリス人の文章を見たことがあるのですが、
たしかに、どこの駅前でも、コーヒーショップが見つからないなどということはないくらいである。
私もよく行くのだが、そこで時々思うのはコーヒーの値段である。
例えば、ポピュラーなところでいくと、スターバックスやタリーズあたりだと4~500円くらい、200円くらいのところもある。
高級ホテルだと、たいてい1000円以上だ。
コンビニエンスストアでは、セルフではあるが100円なんてところもある。
コーヒー1杯あたりの豆の原価は店や銘柄によって多少の差はあれ、約20円という。
どうして、こんなに価格が違うのだろうか?
私は昔は、「コーヒーなんて、旨くて出来れば安いほうがいい」
と考えていたほうだったので、数百円のところか、もしくは缶コーヒーでも十分であった。
今でもそれでもいっこうにかまわないとおもっているのだが、
待ち合わせなどで、ホテルのロビーやラウンジでコーヒーを飲む機会ってけっこうある。
割と世間では高級というホテルでも最近は、かつてほどのサービスは期待出来なくなっているので、
確かに値段だけではいいとは決めつけられないのであるけど、
あるとき、その応対に大変感心したことがあった。
オーダーをしようと手を挙げるとき、気づいてくれるのは
手をあげてから、10数秒くらいだろうか
また、けっこう待ってから、来てくれるということも多いのではないだろうか
ときには、30秒くらいしても気付いてくれないところもある。
でも、あるホテルでは手を上げるや否やそこにいた。
手を挙げきる前に、笑顔で応対してくれた
水も途中半分以下になることはなかった。
そこは、応対もよく、笑顔も素敵でした。
笑顔の頻度というのも、値段に比例しているように思います。
これは、人件費、特に研修費の差なのではないかなと思いました。
「コーヒーなんて、旨くて安ければいい」と考えていたが
最近は少し違う考えが芽生えてきた。
それは応対によって味が変わるということである。
例えば笑顔で応対されると、コーヒーの味も美味しく感じるのはわたしだけなのだろうか?
たまには高級ホテルのコーヒーを飲んでみてみることをおすすめします。
あの対応なら、一杯2千円近いコーヒーもたまにはいい。
椅子の座り心地もいいですよ。
確かにコーヒー代としては高いと思います。
でも、研修費だと考えれば、どうでしょう?
それなりの店には、たいていそれなりのお客が来ます。
接客マナー(接客に関しては最近は落ちたところもあるけど、それでも違いはあると思う)や、そして、成功者と思われる方々の振る舞いなどが見放題です。
一流の応対、お客のいる雰囲気が味わえます。
そう考えれば安いのはないだろうか?
おかわりも自由だし
時間によっては、ピアノ演奏もついているし。
もしかしたら、成功者の方々の別世界の会話が聞こえてくるかもしれません。
古今のセミナーと言えば、何万円もするのを考えたら、
美味しいコーヒー付きセミナーと考えたら、決して高くないと思います。
ちなみに
お勧めの時間帯は、平日の昼間~夕方です。
外回りの仕事などで時間が空いたら、一度プラっと行ってみてはいかがでしょうか。
以下に個人的におすすめのラウンジを記します。
restaurants.tokyo.park.hyatt.co.jp
www.theterrace.westin-tokyo.co.jp