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油と腸内細菌とダイエット

私は、心臓病を患ったこともあり、血液の循環をよくするという意味で、獣肉を少なくし、その分魚を食べるようにしました。

それ自体は一見ダイエットと関係ないように思っていたのですが、

ダイエットというと、「低カロリーなものを」と考える人は少なくありません。

が、カロリーは同じでも、油の摂取量は同じでも、種類によって体重の増減に違いがあるというのです。
それは腸内細菌に秘密はあるそうな。


魚の油を与えたマウスの腸内細菌叢が、ラードを与えたマウスの脂肪細胞の炎症を和らげ、肥満を予防できるか調査しました。具体的には、(1)ラードが 45% 含まれる高脂肪食、(2)魚の油が45%含まれる高脂肪食をそれぞれ11週間与えたマウスの腸内細菌叢2種類を、抗生物質で前処理をして、かなり腸内細菌 を減少させた状態のマウスに移植し、その後3週間ラード食を与えました。

その結果、(2)魚の油を食べていたマウスの腸内細菌叢を移植されたマウスは、(1)ラードを食べていたマウスから腸内細菌叢を移植されたマウスより、体重の増加が減りました。


http://mainichi.jp/premier/health/entry/index.html?id=20150910med00m010006000c


この研究から、体重を減らしたいのであれば、
ラードが多く含まれる獣肉より、魚を食べたほうがいいようです。




身体に良いと言われているものも、過ぎたるは及ばざるのごとし。
過剰摂取は控えましょう。

「バランス良い食事」「腹6分~8分目」
そして「適度な運動」「十分な睡眠」を心がけることが大切なのは言うまでもありません。




また、生物体には恒常性(ホメオスタシス)という外部環境の変化や食物の影響にもかかわらず、生理的状態を一定に保つこと、およびその仕組みがあります。
急激に何かが不足したり(例えば、脂肪の摂取を極端に少なくしたり)すると、身体の内部ではその内部環境を一定の状態に保ちつづけようとし、脂肪を失わないような方向へ向いていくことがあります。
その結果脂肪を蓄えやすい(脂肪太りしやすい)身体へと変化していくことがあります。

ダイエットもこの点を考慮しながら、長期的な計画に基づいて、
無理なく少しずつづやっていくことが望ましいと私は考えています。

お読み頂き、ありがとうございました。 今日もあなたが幸せでありますように!