ゲシュタルトの祈り 「出会えないとしてもそれもまた素晴らしい」
「ゲシュタルトの祈り」をご存知ですか?
私は最後の一行が深いなって思うのです。
「出会えるのも素晴らしい、出会えないとしてもそれもまた素晴らしい」
どちらも肯定的にとらえています。
とかく人は「〇〇であらねばならない」と考えてしまいがち
でもそれは、〇〇になれなくなることを否定し、自分に縛りを与えることになります。
ですから、「〇〇になれなかったとしても、それもそれで素敵だと思えること」
期待していた、望んでいた通りなら、もちろん嬉しいけど、もしそうでなくても、望むべき結果でなかったとしても、それを素敵と思えたり、そこまでは思えないにしても、その結果を認めてあげること。
これが本当の意味での「前向き」とか「ポジティブ」って呼ぶんじゃないかと思います。
「私は私の為に、あなたはあなたの為に生きる。
私はあなたの期待に添う為にこの世界にいるのではなく
あなたも私の期待に添う為にこの世界にいるのではない。
私は私。
あなたはあなた。
もし私達が偶然にも出会うなら、それは素晴しいこと。
もし出会えなかったとしても、それも同様に素晴しいこと。」
新しい出会いは素晴らしい。でも別れもまた素晴らしい出来事なのです。